初めて配達スタイルを目の当たりにした時のイメージである。 日本で働いていた頃を懐かしむ事は特段にないが、しかし気づけば筆者も日本から米国へ赴任してそれなりに経過した。 赴任した当初こそカルチャーショックというか、その手の驚きに包まれた毎日で…
何か高価な買い物をする際、『良いものを長く使えばよいではないか』という理論の元、購入への後押しとする方がおられるのではないかと憶測する。この信条はしばしば『安いものを頻繁に買い替えれば良い』という信条と争いを始めることがあるが、実際どちら…
こと「全米」と聞くと、脊髄反射のごとく『震撼』とか『泣いた』とか『ナンバーワン』とかのワードを後ろにつけたくなるのは陰険な筆者に限った話であろうが、そんな全米において堂々14番目のGDP(2018年名目GDP)を誇るのが、かのMI、すなわちMichigan(ミ…
それはGoodに留まらず。あるいはGodをも捉えうる。 初めて「千手観音」という言葉に出会った時、筆者ははじめ”千本もの御手をお持ちになる観音様がおられるのだ”と解釈した。まさしく文字通りの、言ってしまえば愚にもつかないほどの解釈であったが、しかし…
新生デトロイトを象徴するブランドたり得るか、はたまた…? ※1 およそ1500文字におよぶ冗長にして内容の薄い前置きを、何としても回避されたい方はこちらへ。 ※2 その後2500文字以上に及ぶ冗長にして個人的な意見の垂れ流しを、是が非でも回避されたい方はこ…
人生におけるピンチとは、往々にして、突然訪れる。 たとえ入念にして十全たる準備をしていようとも、それは時として非情なほどに、我々を襲い来る。 あれはそう、外出を控えた休日のある朝。 何とはなしに、自宅の靴箱の扉を開けた時のこと。 もちろん筆者…
コーヒーの明日を憂うコーヒーフリークの諸兄姉に対し、今になって説くのも烏滸がましく感じられるところもあるが、コーヒーというのはとても心躍るものだ。 自らの嗜好に合わせ、飲み方や淹れ方、豆の種類や焙煎具合を選ぶ。それは無論、街の喫茶店で嗜むと…
手縫いであって、自作『風』である。これは一体どうしたことか。 初回の更新とするには、あまりに誤解を招きかねないタイトルとなってしまったが、事実を有り体に書いた結果こうなってしまったのだから、これはもう致し方ないだろう。かねてより、辺境のブロ…