モノ魔リスト

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必要ではない。だがよく考えてみると、たしかに必要ではないようだが愛すべきモノたち。

メガネ・サングラスのライセンスブランドについて垂れ流し足りなかった

 

前回、前々回の記事においては、各社有名ブランドとライセンス契約を結ぶアイウェアメーカー各社の存在と、その従来の構図を変えつつある新勢力について垂れ流した。

 

 

今回の記事においては、各社のライセンスブランドに対して3大グループの占める割合について垂れ流してみたい。

 

というわけで、早速だが下記がライセンスブランドにおける分布である。

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それぞれ赤字はLVMH傘下青字はリシュモン傘下緑字はケリング傘下として明記した。

 

これを受けて、以下は筆者の主観による垂れ流しである。

・アイウェアブランドの全体数から見ると、3大グループの占める率はそこまで高くはないように見えるが、知名度や人気の点では他よりも一歩秀でたブランドも多いと思われる

・サフィロにはLVMH傘下のブランドが多く、それらの占める売上比率は恐らく高い

・ケリングアイウェアは、ケリング・リシュモン傘下ブランドが既にかなり移管されている

・ティリオスは今後も移管の余地がありそう

 

 

更にここまで来たら死なば諸共という事で、3大グループ以外にも影響力の強そうなグループを色分けしてみる。具体的には2017年度のグループごとの売り上げに30位まで確認し、追加している。

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もはや色がごちゃごちゃでわけがわからないが、とりあえずルックスオティカ有名なブランドがバランスよく分散しているような気がする。

サフィロも分散しているように見えるが、やはりややLVMHに依存している感はある。今後ティリオスに移管されていく流れを考えると些か苦しいようにも思うが、Marc Jacobsとは契約を延長していたり、こんな人と契約していたりと色々と手を打っているようだ。

 

 

垂れ流し続けた筆者の考え

第1回垂れ流し記事においては、ことライセンス品というと

「ださい」

「買っちゃダメ」

「軽蔑の対象」

「ライセンス品を買っただと?貴様、今日この場で勘当だ!」

といったような意見があるとか無いとかいう事を書いた。

 

 

しかし現状、アイウェアに関してはどこのブランドもライセンス供給品ばかりである。

例えばプラダのサングラスがあったとして、それは所謂ライセンス品であって、どこかのアイウェアメーカーが製造している。より具体的に言えば現在はルックスオティカ製で、ひょっとすると数年後には別のメーカーに切り替わっているかもしれない。

 

これは先述のような意見を持つ方たちからすれば、

「ライセンス品の時点でださい」

「ぼったくりだ」

「しかもルックスオティカとかありきたりだ」

といったような反発があるのかもしれない。

 

 

ただ、これまで垂れ流してきたようにライセンスと言っても色々な事情・形態があるわけである。アイウェアに関しては、それらは様々なグループが契約を締結したり解消したりを繰り返した末に生み出される状況でもあって、結局ブランドそのものがめがね工場を構えてどうこう、という流れにはついぞなっていない。そしてこの手の話は当然、筆者のような愚昧な消費者ごときが関与できるようなレベルの話ではない。

というか仮に関与できたとしても、それを恃みに他人のセンスにどうこう難癖付けるのは野暮というものではなかろうか。

 

 

よって本当に一般消費者として見ておくべきは、結局のところ自分の感性、即ち

 

『自分が気に入ったかどうか』

 

というところなんではなかろうか、とぼんやり思うに至った。

 

 

 

 

 

こんな結論に達するなら、そもそも一覧表など作る必要もなかったような気もするが、まあそこは

 

それはそれ、これはこれ

 

というやつである。

 

 

Raretsu